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ゴルフで左利きのデメリット・メリットとは?レフティは有利?

ゴルフで左利きのデメリット・メリットとは?レフティは有利?
ゴルフは右利きと左利き(レフティ)で打ち方や道具が異なるスポーツです。ほとんどのゴルファーは右打ちのため、左利き(レフティ)の方が不安に思う場面もあるでしょう。

実際に

  • 「左利きでこれからゴルフを始めるが右打ちにした方が良い?」
  • 「左利き(レフティ)だけど、ゴルフで不利にならないか不安…」
  • などの悩みは尽きませんよね。

    確かに左利きのゴルファーには独特のメリット・デメリットが存在します。しかし、ゴルフのプレーが不利になるのは決してありません。

    そこで今回は、ゴルフでの左利き(レフティ)のメリット・デメリットなどを解説しています。また、これからゴルフを始める左利きの方は右打ちで始めた方が良いかも解説しているため是非参考にしてください。

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    ゴルフの左利き(レフティ)のメリット

    ゴルフの左利きやレフティは不利になると思われがちです。しかし実際は、左利きやレフティが得な場面も存在します。

    ここでは、ゴルフの左利き・レフティのメリットを5点解説します。

    1. 練習場の打席を確保しやすい
    2. 右打ちのスイングを鏡写しのように見れる
    3. 話の話題になりやすい
    4. 過去のスポーツ経験を活かしやすい
    5. スイングを作りやすい

    メリット➀:練習場の打席を確保しやすい

    ゴルフ 左利き
    左利きのゴルファーは、ゴルフの練習場で打席を確保しやすいです。

    ゴルフのレフティの人口は、全体の5%未満と言われています。そのため、練習場が満員であっても、レフティの打席は空いているケースが多々あるのです。

    周りのゴルファーが順番待ちしている中で、スムーズに練習に入れる点はレフティの大きなメリットと言えます。

    メリット➁:右打ちのスイングを鏡写しのように見れる

    ゴルフ 左利き
    ゴルフのレフティの場合、右打ちのスイングを鏡写しのように見て理解ができます。

    そのため、ゴルフが上手い方のスイングを正面から見て真似をしやすいです。また、スイングを見たままで頭に入るため、ゴルフの理解も促進されます。

    反対に、右打ちのゴルファーは正面で見るスイングを左右反転して考えなくてはいけないため、左利きのメリットとなります。

    メリット➂:話の話題になりやすい

    ゴルフ 左利き
    日本の左利きの人口は約10%な一方で、レフティの人口は5%未満と言われています。そのため、練習場やゴルフ場でも注目を浴びやすく、覚えてもらいやすいというメリットに繋がります。

    練習場の左打席での練習や、知らない人が多いコンペや競技に出ると、レフティだけで顔を覚えてもらえ、話を振ってもらえる場合があります。その結果、交友関係が広がり、更にゴルフが楽しくなるでしょう。

    メリット④:過去のスポーツ経験を活かしやすい(右利きのレフティ)

    ゴルフ 左利き
    実は右利きであってもレフティで始めるメリットがあります。

    特に野球で左打ちだった方や、テニスのバックハンドが得意な方の場合、左打ちで始めた方がゴルフのスイングに慣れやすいです。

    また、普段使っている右手でクラブをリードが可能なため、安定したスイングにも繋がる可能性もあります。

    森山プロ-笑顔
    ただし、左打ちにはデメリットも存在し、どちらで始めるかは慎重に選ぶのが大切です。

    メリット⑤:スイングを作りやすい(左利きの右打ち)

    ゴルフ 左利き スイング
    また、右打ちで始める場合でも左利きが有利になる場合があります。

    左手にはゴルフクラブのリードを行う役割があります。また、左足でしっかりと地面を踏み込めるため、インパクトでパワーを伝えやすく飛距離アップに繋がり、軸も安定しやすいです。

    右利きの右打ちの場合、右手を不要に使ってミスに繋がるケースも多いため、左利きの大きなメリットとなります。

    ゴルフで左利き(レフティ)は損でデメリットばかり?

    一方でゴルフの左利きやレフティにはデメリットが存在するのも事実です。左利きでこれからゴルフを始める方や初心者は、これらのデメリットを理解した上で取組む必要があります。

    ここでは3つのデメリットを解説します。

    1. 練習場の打席が端になりやすい
    2. 自分に合ったゴルフクラブを見つけにくい
    3. レッスン誌やレッスン動画のほとんどが右打ち

    デメリット➀:練習場の打席が端になりやすい

    ゴルフ 左利き
    ゴルフの練習場の左打席は右端に数打席といったケースが多いです。

    練習場で端の打席となると、以下のようなデメリットが生じます。

    • 正面方向に合わせにくい
    • インサイドアウトのスイングになる恐れ
    • フックボールの場合、ネットに当たりやすい
    もちろん端の打席にはメリットもありますが、左利きのゴルファーには打席の選択権がない点ため注意が必要です。

    打ちっぱなし場のレンタルの道具も右打ちほど充実していません。また、レッスンも「右打ち限定」のケースがありデメリットになります。

    デメリット➁:自分に合ったゴルフクラブを見つけにくい

    ゴルフクラブ 左利き
    ゴルフでレフティだと、自分に合ったゴルフクラブを見つけにくいです。

    メーカーやモデルによっては、左利き用のアイアンのセットやドライバー、パターを生産していない場合も多いです。また、中古市場に着目しても、左利き用のクラブの流通が少なく、安価で欲しいクラブを手に入れるのは簡単ではありません。

    グローブやグリップは右利きでも左利きでも同じのため、安心してください。また、左利きのゴルフのクラブを重点的に扱っているショップも実在するので確認がおすすめです。

    デメリット➂:レッスン誌やレッスン動画のほとんどが右打ち

    ゴルフ 左利き
    ゴルフのレッスン誌やレッスン動画のほとんどが右打ちの点も左利きのデメリットです。解説の言葉や文章が全て右打ち視点で行われているため、レフティの方は頭の中で左右反転して考える必要があります。

    そのため、頭の中で明確にイメージしにくく、理解が追い付かなくなるリスクが発生します。

    このように、左利き(レフティ)にはメリットとデメリットがあり、右打ちに転向した方が良いか迷う方も多いです。

    仮にこれからゴルフを始める左利きの場合、右打ちで始めるのがおすすめです。クラブの選択肢が広く、ゴルフの指導も受けやすいため、より快適にプレーができます。

    森山プロ-笑顔
    既にゴルフを始めている初心者の方も右打ちへの転向を視野に入れるのがおすすめです。コツを掴むまでは違和感やスライス・ダフリなどのミスが出ますが、快適さは格段に上がるでしょう。

    一方で、既にレフティで慣れ切った左利きの方は、無理に右打ちに変える必要はありません。左打ちが理由でスライスや飛ばないといったことはないため安心してください。

    左利き(レフティ)で活躍するプロゴルファー

    プロゴルファーは男子・女子共に右打ちが中心です。しかし、レフティで活躍しているトッププロも存在します。

    ここでは、日本や世界で活躍している左利きプロをご紹介します。

    細野勇策


    日本のレフティで昨今注目を浴びているのが細野勇策プロです。

    2022年現在19歳という若さの細野プロは、全日本アマチュアゴルファーズ選手権を制した実績のプレーヤー。更に「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」では予選で62ストロークを叩き出すなど、目覚ましい活躍を見せました。

    これからの日本プロを引っ張る存在として期待される細野プロ。是非皆さんも注目してみてください。

    フィル・ミケルソン


    フィル・ミケルソン選手はマスターズ3勝や全米プロ2勝、全米オープン勝利など、輝かしい実績を残しているレフティのプロゴルファーです。

    フィル・ミケルソンプロの大きな特徴は、右利きにも関わらず、左打ちを選択している点と言えます。幼いころから右打ちの父親のスイングを鏡写しで真似した結果、左打ちとなったようです。

    2022年現在52歳となっていますが、2021年の全米プロを50歳で制しているなど、未だ人気・実力ともにトッププロと言えます。

    バッバ・ワトソン

    メジャー2勝を含むツアー計16勝の実績のバッバ・ワトソン選手も一流のレフティプレーヤーです。

    バッバ・ワトソンプロのトレードマークは何と言ってもピンクのドライバー。レフティで派手なドライバーを使用しているためすぐに覚えられるでしょう。

    400ヤード以上のビッグドライブを残した飛ばし屋のため、派手好きな左利きのゴルファーは必見です。

    まとめ

    今回はゴルフの左利き(レフティ)について解説をしました。

    一般的にゴルフで左利きは不利と言われがちです。しかし、左利きという理由だけでゴルフは不利にはならず、飛距離の差や握り方の差も生じません。

    実際に世界のトッププロと言われるレフティのゴルファーも確かに存在します。

    ただし、左利き独特のメリット・デメリットが存在するのも事実です。中には左利きが理由で、ゴルフに不便を感じた方もいるでしょう。

    そのためゴルフをこれから始める方や、始めたばかりのゴルファーは右打ちへの転向も視野に入れるのがおすすめです。もちろん、右打ちへの転向にもメリット・デメリットがあるため、自分がどうなりたいかを考えた上で、後悔のない選択を行いましょう。

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