【写真多め】ゴルフのボールの位置の極意！アイアンやドライバーなど番手ごとに徹底解説！

ゴルフでナイスショットが打てるかは、ボールの位置が大きく影響します。反対に言えば、ゴルフではボールの位置が間違っていると、同じスイングでも引っ掛けやスライスの原因となるのです。

しかし
「ゴルフのアイアンは本数が多いからボールの位置の調節が分からない」
「毎回ボールの位置が変わるからショットも左右にバラつく」
などの悩みは尽きませんよね。

そこで今回は、ゴルフのボールの位置について解説しています。適切なゴルフのボールの位置が分かれば、ミスの原因やショットの軌道が明確になりスコアアップに繋がるため、ぜひ参考にしてください。

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ボールの位置の基本の考え

基本的にゴルフのボールの位置は、クラブが長くなるほど左に移動します。

9番アイアンなどの短いアイアンではスタンスの中心が基本のボールの位置となり、最も長いドライバーでは左足前程度が基本となるのです。

ゴルフのボールの位置を右側にする弊害として、低い弾道の原因やスライスのミスがあります。逆に左すぎると引っ掛けやダフリ、飛距離ダウンの原因になるので、適切なボールの位置が大切です。

また傾斜が左足下がりの場合、アイアンのボールの位置は半個程度右へ、右足下がりの場合は半個程度左へ置くと、芯で打ちやすくなります。

ゴルフのボールとの距離の取り方は、クラブのグリップと身体との距離で測るのが基本です。通常、クラブが長くなるほど身体とグリップが離れ、ボールとの距離が遠くなります。

具体的には、7番アイアンでグリップと身体の距離は拳1.5個分程度、ドライバーで拳2個分程度となります。

上記のミスショットになりやすいため、適切な位置を掴むのが大切です。これは一例であり、ゴルフのスイングタイプによって他の様々なミスも引き起こします。

また、傾斜がつま先上がりの場合、アイアンのボールの位置は近くなります。一方でつま先下がりの場合、アイアンのボールの位置は通常より遠くなる点を意識しましょう。

ただし、自分に合ったゴルフのボールとの距離は個々の打ち方によっても変わります。そのため「何センチ○○に置く」とは一言で表せません。上記を基本として、自分に合った場所を見つけるのが大切です。

ゴルフクラブ・番手別のボール位置

上述した通り、ゴルフでは番手ごとにボールの位置が変わります。個々に合った場所は必ずしも同じではありませんが、目安となる位置を正しく理解しましょう。

ドライバーのボールの位置：左踵線上

ゴルフのドライバーにおけるボールの位置の基本は、左足のかかと線上です。

ただし、スタンスの幅が極端に狭い人や広い人はこの限りではありません。スタンス幅が特徴的な方は左脇の延長線上と考えるのがおすすめです。

プロのドライバーのボールの位置は真ん中？

プロゴルファーの中にはアマチュアよりも右寄りにセットしてアドレスを取っている方もいます。これは左へのミスを防ぐための対策です。

しかし、アマチュアがドライバーで右足寄りに置くと、低い弾道やスライスの原因になるため注意が必要です。

フェアウェイウッドのボールの位置：ドライバーからボール1個分右

ゴルフのフェアウェイウッドにおけるボールの位置はドライバーからボール1個分程度右が基本です。ただし、ティーアップして使う場合は、半個分程度左でも良いでしょう。

また、7番ウッドや9番ウッドといった短いウッドの場合は、半個から1個分程度右に置くのが基本です。

ユーティリティ（5番・6番）のボールの位置：スタンス幅の中央からボール1個分左

ゴルフのユーティリティ（5番・6番）におけるボールの位置は、スタンス幅の中央からボール1個分程度左寄りです。

ユーティリティはショートアイアンのようにプル角が強めのため、フェアウェイウッドのように左に置くと引っ掛けやトップの原因となる点に注意が必要です。

ユーティリティ（2番・3番・4番）のボールの位置：スタンス幅の中央からボール2個分左

「写真」
ゴルフのユーティリティ（2番・3番・4番）におけるボールの位置は、スタンス幅の中央からボール2個分程度左寄りです。

「長い番手だけど左足の前でなくて大丈夫？」と思う方もいるかもしれませんが、ヘッドの重心の位置やプル角の関係から十分にショットが上がってくれます。ただし、ダフリが出る場合は、さらに1個分右に置いても問題ありません。

ショートアイアンのボールの位置：スタンス幅の中央

ゴルフのショートアイアン（8I・9I・PW）は、スタンス幅の中央が正しいボールの位置です。

ただし、8番アイアンについては後述を行うミドルアイアンの位置がピッタリな方もいます。そのため、練習で場所を変えて打って、どちらがゴルフボールがしっかりと当たる位置かを確かめるのが重要です。

ミドルアイアンのボールの位置：スタンス幅の中央からボール1個分左

ゴルフのミドルアイアンは、スタンス幅の中央からボール1個分程度右にボールを置きます。もし左すぎて打ちにくい場合は、0.5個分程度の移動でも問題ありません。

また人によっては、5番アイアンはロングアイアンと同じ位置がピッタリの方もいます。ミドルアイアンだからとボールの位置を固定せず、適切にインパクトできる場所を見つけましょう。

ロングアイアンのボールの位置：スタンス幅の中央からボール2個分左

ゴルフのロングアイアンでは、ボールの位置をスタンス幅の中央から2個分程度左に置きます。ミドルアイアンからさらに1個分左に移動させるイメージです。

ただし左すぎて打ちにくい場合は、スタンス幅の中央からボール1～1.5個分左の場所でも問題ありません。

ウェッジのボールの位置：スタンス幅の中央

ただし、これはフルショットの時に限るため注意が必要です。ウェッジをアプローチなどで使う場合は、打ちたいショットに合わせて前後に移ります。

アプローチのボール位置

ゴルフのアプローチでは、基本的に固定されたボールの位置はありません。打ちたい弾道に合わせて場所を変えるため、右寄りと左寄りの特徴を正しく理解しましょう。

左寄り

ゴルフのアプローチで左寄りに置くと、ボールを高く上げるロブショットが打ちやすくなります。なぜなら、ヘッドを左に置いた分フェースが上を向くためです。また、アドレスもオープンスタンスになります。

ゴルフのロブショットはランが出にくい特徴があるため、バンカー越えやピンが手前のグリーンなどで役立ちます。

しかし、ゴルフのロブショットは難易度が高く、トップや距離感のバラつきが出やすいため、常に使うショットではない点に注意が必要です。

右寄り

一方で、ゴルフのアプローチでボールの位置を右寄りに置くと、ショットを低く出すランニングアプローチが打ちやすくなります。右に置くとウェッジのフェースが立つためです。

ゴルフのランニングアプローチはザックリやトップなどのミスが出にくく、グリーン周りの安定化に繋がります。

ただし、ランの距離が長いため、バンカー越えやピンが手前のグリーンでは寄りにくいため注意が必要です。

ちなみにこの中間のアプローチの方法を「ピッチエンドラン」と呼びます。ゴルフで最も使われるアプローチといっても過言ではないため、ピッチエンドランを基本とした戦略がおすすめです。

パターのボールの位置

ゴルフのパターでは「目の真下」が基本的なボールの位置です。

ただし、打ち方や使っているパターによっては若干動かすのが正解な場合もあるため、それぞれのケースを確認しましょう。

左足寄り

ゴルフのパターは目の真下が基本のボールの位置ですが、左足寄りに置く方も多いです。理由としてはパットのラインが見やすくなるためです。

また、右へのプッシュが出る場合や、オフセットがないパターを使っている人は左寄りに置くのがおすすめです。具体的には左目の下付近に置くと良いでしょう。

パター時のボール位置がとりあえず決定😤
ボール半個分ずつズラしていろいろ試しましたが、真ん中よりボール半個左寄りがベストでした😆
ちょーど左目の真下ぐらいでした😌
基本のボール位置も左目の下とはよく聞くのでとりあえずこれで一旦は固定します🏌️‍♂️
ひとつずつ自分の基準が決まるのは楽しい😆

— しろたま/GOLF⛳️ショートゲーム沼 (@shirotama_golf) September 12, 2022

右足寄り

一方で、引っ掛けが多い場合やオフセットがあるパターの場合は、右寄りに置く手段もあります。

ただし、右に置きすぎるとラインが見にくくなる恐れが生じるため、注意が必要です。

マキロイなどプロのボールの位置

プロのボールの位置も基本的には上記した通りです。しかし実際は個々のゴルファーによっても若干異なります。

参考までにローリー・マキロイプロのボールの位置を以下のように語っています。

ただし、同じプロゴルファーでも打ちたいショットの軌道によって位置を微調整しています。例えばアゲインストで低い弾道を打ちたい場合は右寄りに変えるなどです。

ボールの位置でショットの軌道を変えるテクニックは、ゴルフの上達を目指すのなら覚えておいて損はないため、練習から試してみましょう。

まとめ

今回はゴルフのボールの位置について解説しました。

ゴルフの正しいボールの位置を覚えれば、スイングを変えずともショットの安定化を実現できます。

ただし、今回紹介したゴルフのボールの位置はあくまでも目安です。フォームによっても適した場所は異なるため、練習の中で自分に合った場所を見つけるのが重要です。

本記事を参考にして、ぜひゴルフのスコアアップを目指してみてはいかがですか。

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