「オリーブオイルの中には、買ってはいけない種類も存在するのかな？」
オリーブオイルは健康や体型管理に効果を発揮すると言われています。
しかし、購入する際には、身体に良くないオリーブオイルを選ばないよう注意が必要です。
- どんなオリーブオイルが購入すべきでないのかその特徴は？
- 常用しているオリーブオイル、それは信頼できるものなのだろうか？
- オリーブオイル選びのコツとは？
オリーブオイルに関する疑問や情報ニーズは深いです。
この記事では、『買ってはいけないオリーブオイルの特徴』や『本物と偽物の見極め方』を詳しく探っていきます。
買ってはいけないオリーブオイルの特徴４つ！本物と偽者を見分けるポイントとは？
国際オリーブ協会（IOC）の指定により、その基準を達成しているオリーブオイルのみが正式に販売が認められています。
このことから、日本で市販されているオリーブオイルの大部分は、実際には国際基準に適合していない可能性が高いのです。
誤ってオリーブ油をオリーブオイルとして使ってしまうケースも珍しくないので注意が必要です。
だからこそ、日常的に目にするオリーブオイルを選ぶ際には、「買ってはいけないオリーブオイル」の特徴を知ることが大切です。
以下に、避けるべき「買ってはいけないオリーブオイル」の特徴を4つ、詳しく解説します！
買ってはいけないオリーブオイルの特徴１：価格が異常に低い
第一に、価格が極端に安いオリーブオイルには慎重に接するべきです。
実際、エキストラバージンオイルとして、100ml当たり300円から500円程度の価格帯は一般的とされています。
真のエキストラバージンオリーブオイルは、質の良いオリーブのみを使用しています。
特に新鮮で選りすぐられたオリーブだけが国際オリーブ協会の厳格な基準をクリアできるため、本物のオリーブオイルは価格がやや高めに設定されています。
したがって、100mlあたり50円以下という、破格の安さのオリーブオイルは疑念を持つべきです。
買ってはいけないオリーブオイルの特徴２：公式認定の証が欠けている
オリーブオイルが国際オリーブ協会（IOC）の厳格な基準を満たしているかどうかは、公式の認証マークで確認できます。
日本において、この認証は「JOAマーク」として知られ、その存在はオリーブオイルの品質を保証する重要な指標となります。
しかし、このマークが見当たらないオリーブオイルは、その真実性に疑念を抱くべきです。
言い換えれば、「JOAマーク」の欠如は、そのオリーブオイルを購入すべきではないサインとなるでしょう。
次にオリーブオイルを選ぶ際、確実にこの認証マークを確認するよう努力してください！
買ってはいけないオリーブオイルの特徴３：透明な容器に封じられている
オリーブオイルに関するもう一つの重要な情報として、この油は酸化に敏感で、また、光にも非常に弱いという事実があります。
したがって、オリーブオイルの鮮度を保つためには、光から保護された状態での保存が求められます。
このため、多くのオリーブオイルは光を遮断する特性を持つ瓶に収められています。
しかし、透明なプラスチック容器や、光を容易に透過させるガラス瓶に入っているオリーブオイルは、その品質に疑問を投げかけるべきです。
最も推奨される保存容器は、光を遮断する黒や緑の色合いの瓶となります。
オリーブオイルを選ぶ際は、これらの特性を持つ瓶に入ったものを優先してください！
買ってはいけないオリーブオイルの特徴４：酸度が「0.8%」を超えている
真のエキストラバージンオリーブオイルは、酸度が0.8%を下回るものとされています。
従って、0.8%を越える酸度のオリーブオイルは、エキストラバージンの資格がないと認識し、購入の際には成分表を詳しく見てみることをおすすめします。
日本の市場に流通しているオリーブオイルの中で、この酸度基準をクリアしているものは、驚くことにわずか2割程度。
これは、市場にある多くのオリーブオイルが、厳格な基準をクリアしていないことを示唆しています。
今後は、ラベルの成分情報をしっかりと読み取り、酸度が0.8％未満の真のエキストラバージンオリーブオイルを選択するよう心がけてください。
品質の高いオリーブオイルを選ぶことで、真の健康効果を受け取ることができるのです！
エキストラバージンオリーブオイルの中にも偽物が!? ベリオには注意が必要！
日本市場に出回っているオリーブオイルの中で、真のエキストラバージンオリーブオイルはわずか2割。
あなたのキッチンにあるオリーブオイルも、もしかすると真実のエキストラバージンではない可能性があります。
このセクションでは、人気のオリーブオイルが真のエキストラバージンオイルかどうかを詳しく解説していきます。
偽物!? 業務スーパーのオーガニックエキストラバージンオリーブオイル
業務スーパーのオーガニックエキストラバージンオリーブオイルは、500mlでわずか300円台という驚きの価格。
そのため多くの人々に愛用されていますが、低価格が気になります。
容器が光を通しやすい点や、IOCの認証マークがない点を考慮すると、このオイルが真のエキストラバージンであるか疑問が残ります。
しかし、業務スーパーのオリーブオイルは有機JASの認定を受けています。
農薬や化学肥料の使用が極力制限されている点は安心できるでしょう。
BERIO（ベリオ）のエクストラバージンオイルはどうか？
ベリオは、長い歴史を持つオリーブオイルブランドとして知られています。
しかしベリオのパッケージに「オリーブ油」としか表示されておらず、IOCの認証マークも見当たらないため、本物のエキストラバージンオイルであると断定するのは難しい状況です。
ベリオのオイルには3種類のサイズがあり、910mlの最大サイズはエコペット容器に入れられています。
プラスチック容器はオリーブオイルの酸化を助けるため、保存には不向き。
頻繁に使用する場合でも、できるだけガラス瓶入りの商品を選ぶことをおすすめします。
本物のオリーブオイルはスーパーで手に入る！ボスコの選び方とは？
オリーブオイルの選び方に迷っている方へ。高価なものだけが本物ではありません。
日常的に使いやすい価格のものでも、信頼性のあるオリーブオイルは手に入ります。
ボスコ「プレミアムエキストラバージンオリーブオイル」
ボスコの「プレミアムエキストラバージンオリーブオイル」は、信頼性の高いオリーブオイルとしての評価が高いものの一つです。
このオイルは、IOCよりも基準が厳格とされる「イタリア品評会」の認定を受けています。
また、フルーティーな香りが特徴で、保存容器も瓶での統一がされている点も品質の高さを物語っています。
456gで1,200円という手頃な価格でありながら、酸度0.3％以下という高品質なオイルとなっています。
毎日の食卓に取り入れやすい価格帯で、そのままサラダにかけても美味しく楽しめるオイルです。
味の素「エクストラバージンオイル」
味の素から販売されている「エクストラバージンオイル」も、酸度0.8％以下という国際基準をクリアした商品です。
味の素のエクストラバージンオイルはプレミアムなオリーブではなく、一般的なオリーブを使用しており、そのため手頃な価格での提供が可能です。
保存に関しても「フレッシュキープ」の表示があるため、品質を長持ちさせる工夫がされています。
ただし、透明のプラスチック容器での提供となるため、オイルの酸化を防ぐために早めに使用することが推奨されます。
頻繁にオリーブオイルを使う方にとって、この商品は大変おすすめです。
カークランドの「オーガニックエクストラバージンオリーブオイル」紹介
カークランドの「オーガニックエクストラバージンオリーブオイル」は、コストコのオリジナルブランドとして知られています。
このオイルは、地中海地域の有機オリーブを使用しており、その独特な濃厚なオリーブの香りが魅力となっています。
容量は2リットルとたっぷりながら、価格はやや高め。しかし、そのスパイシーで豊かな風味が多くの愛用者から支持されています。
さまざまな料理との相性が良く、使い勝手が抜群です。
実際、良質なオリーブオイルは手間をかけずに手に入ることができるのです！
コストコのオリーブオイル、実は買い時！「買ってはいけない」の誤解を解明
皆さんも一度は耳にしたことがある、大型スーパー『コストコ』。海外商品を手軽に購入できる魅力的な場所ですよね。
「コストコのオリーブオイルは買ってはいけない」という情報を耳にすることがありますが、真相はどうなのでしょうか。
その理由は、コストコのオリーブオイルの容器の大きさから酸化してしまうことが多く、その結果「風味が良くない」という誤解が広がっているからです。
オリーブオイルの風味のピークは、開封後約2ヶ月と言われています。
しかし、コストコで販売されているオリーブオイルは、そのビッグサイズが特徴。
日常的な使用ではなかなか使い切るのが難しいのは確かです。
例えば、以前紹介した『カークランドのオーガニックエクストラバージンオリーブオイル』。
この商品は3ℓボトルが2本も入っているのですから、家庭用としては使いきるのが難しいのは明らかです。
この大容量は業務用にはピッタリなのですが、家庭での使用を考えると酸化を防ぐのは難しいです。
しかし、ここで重要なのは、このオリーブオイルがエクストラバージンではないため、生食よりも加熱調理に適しているという点です。
このようなオリーブオイルは、炒め物や揚げ物などに使うと、非常に経済的です。
オリーブオイルは、その特有の香りと体に優しい成分からサラダ油よりも優れています。
生食用としては高品質なエクストラバージンオイルを選ぶ一方、調理にはコスパの良いオリーブオイルを使用するのがベストです。
まとめ
オリーブオイルの選び方や、本物か偽物か真の品質を見極めるポイントについて詳しくご紹介しました。
驚くかもしれませんが、日本は国際オリーブ協会（IOC）のメンバーではないため、多くの市場に出ているオリーブオイルが国際基準を満たしていないのです。
そこで、真の品質を持つオリーブオイルを選ぶ際のチェックポイントをおさらいします。
特徴１：安価すぎる特徴２：認証マークが欠けている
特徴３：遮光性を持たない容器
特徴４：酸度が「0.8%」を超える
品質の良いオリーブオイルを選ぶためには、認証マークの存在を確認することが大切です。
高品質のオリーブオイルは手軽に手に入る商品も増えています。信頼性の高いものを選び、その良さを体感してみてください。
そして、オリーブオイルに関連して意外な情報があります。
ベビーリーフは、一部で「栄養がない」「体に悪い」と誤解されがちです。
しかし実際には栄養が濃縮されており、日常の食事に取り入れるのがおすすめです。
美味しいオリーブオイルとともに、栄養豊富なベビーリーフも食生活に加えることで、より健康的な食事を楽しめますよ！