「どれぐらい練習すればコースデビューできるか目安がわからない」「コースデビューまでに必要な準備は?」など、ゴルフ初心者が初めてコースデビューするときにはさまざまな疑問や不安がありますよね。
この記事では、そんなコースデビュー前のゴルフ初心者向けにコースデビューまでに必要なものを紹介していきます。
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コースデビューに必要な期間と目安とは?
まずはコースデビューに必要な期間と目安、練習方法について解説していきます。
最低2~3週間の練習期間が必要な理由
ゴルフはご存知のようにボールを打って前に飛ばせないかぎりコースをラウンドできません。
ゴルフ以外のスポーツ経験があっても、地面にあるボールを打つゴルフのスイングは練習なしでは難しい動作です。
個人差はありますが、ゴルフの練習期間が1週間だと短すぎるため、目安として最短でも2〜3週間の練習をしてからゴルフスイングに慣れておく必要があります。
最低でも10回を目安に練習が必要?
コースデビュー前はゴルフの練習場などで練習が一般的ですが、最低でも10回を目安に練習がおすすめです。10回の練習を目安にすれば、大抵の人はゴルフボールに当たらないという状況から脱せるからです。
「真っ直ぐ飛ばす」「飛距離を出す」といったレベルに到達するには、もっと練習が必要ですが、初めてのコースデビューまでに必要な目安として、空振りをしなくなるレベルまでを目安に練習しましょう。
参考:【図解】ドライバーの打ち方の基本とは?スイングのコツを解説
練習なしでコースデビューするリスク
スポーツ経験豊富な人でも、ゴルフの練習なしでコースデビューはおすすめできません。
ゴルフ初ラウンド。練習はトータル一回で回りました。パー73で、スコアは144。微妙。いや、あかんレベルか。そして、最後サンドウェッジ紛失し、捜索中です。。。 pic.twitter.com/AVxdqe0RT4
— きたけん (@ken1114) January 25, 2014
全くボールを飛ばせなければ、一緒にラウンドしているメンバーだけではなく、遅延により別の組の方にも迷惑をかけてしまうからです。
また早く回らないといけないという焦りから、ゴルフクラブをコース上に置き忘れてしまうリスクがあります。
一般的には9ホールで2時間15分が目安となっています。
コースデビューのときに恥をかかないために必要なものと目安とは?
次にコースデビューのときに恥をかかないために必要なものと目安について解説していきます。
当日の流れを確認しておく
まずは事前に以下の当日の流れを確認するのが大切です。
当日のゴルフ受付やコースの一連の流れ
①ゴルフ場到着 | 一旦クラブハウス入口に停車し、キャディバッグを預けてから駐車します。 |
②フロントで受付 | フロントで用紙に必要事項を記入し、ロッカーキー付きのスコアフォルダーを受け取ります。 |
③ロッカーで着替える | ゴルフウェアに着替えます。 |
④練習場で練習 | 練習場併設の場合はスタート時間10分前までを目安に練習しましょう。ボール引換用のコインはマスター室で購入できます。 |
⑤ラウンド | 通常は前半9ホール後に昼食、その後後半9ホールのラウンドです。 |
⑥入浴・着替え | クラブハウスのお風呂に入り(任意)、帰りの格好に着替えます。 |
⑦精算・帰宅 | 主に自動精算機でスコアフォルダーを読み取り精算します。その後キャディバッグを受け取って帰宅します。 |
必要な道具について
当日持参する道具は、主にクラブなどを入れるキャディバッグと着替えなどを入れるボストンバッグのふたつに分けての用意がベストです。
なぜならキャディバッグはゴルフ場到着のタイミングで一旦回収されてしまうので、キャディバッグに着替えをいれておくと着替えができなくなってしまうからです。
キャディバックとボストンバッグには以下の道具を目安に準備しましょう。
ゴルフのキャディバッグに入れるものリスト
ゴルフクラブ | 最大14本まで。ドライバー1本、アイアン数本、パター1本を最低限の目安に準備 |
ゴルフボール | 初心者はボールをロストしがちです。最低限1ダースを目安に準備が必要 |
グローブ | ラウンド前に練習を行う場合はボストンバッグに入れても良い |
ティー | ドライバー用のロングティー、アイアン用のショートティーを各数本を目安に準備 |
マーカー | グリーンで使用します。忘れた場合はゴルフ場で無料のマーカーが利用可能 |
グリーンフォーク | ボールがグリーンに落下したときのくぼみを直すために必要 |
タオル | 目安として汗を拭く用とクラブを拭く用で2枚あると良い |
ゴルフのボストンバッグに入れるものリスト
ゴルフシューズ | 必ずゴルフ専用シューズを準備しましょう。キャディバッグに入れないよう注意。 |
ゴルフウェア | 襟付きのウェアを準備し、ゴルフ場のマナーに合った服装を目安にしましょう |
帽子 | キャップやサンバイザーなど。日焼けや頭部保護のために着用しましょう。 |
日焼け止め | ラウンド中は日陰が無いことが多いため、日焼け対策をしっかり行いましょう。 |
着替え | ラウンド終了後にゴルフ場から帰るための着替えです。 |
最悪何か忘れてしまっても大抵のものはゴルフ場の売店でも購入可能ですので、慌てなくても大丈夫です。
ラウンドのルールやマナーを理解しておく
コースをラウンドするときにはさまざなルールがあります。できればラウンド前に本を読むなどして最低限必要なルールは確認しておきましょう。
また、「ゴルフは紳士・淑女のスポーツ」と言われるように、ゴルフには競技のルール以外にさまざまなマナーがあります。
- グリーン上は走らない
- ほかの人が打つときには静かにする
- 打つ人の前に立たない
といった最低限のマナーを目安に、コースデビュー前に確認が必要です。
ゴルフ場によっては服装に関するドレスコードがあります。
プレー時に襟付きのシャツ着用や、クラブハウス内ではジャケット着用などのドレスコードが無いか、事前にホームページや詳しい人に確認しておきましょう。
マナーを知る上でこちらの動画も参考になります。
ボールに当たるようにしておく
空振りは遠くから見てほかのプレイヤーからも分かるため、連発すると恥ずかしいものです。
また、進行が止まりスロープレーに繋がるため、ゴルフ場の進行管理を行うマーシャルからファストプレーをうながされる原因にもなります。
※ファストプレーとは?
前述の通り、コースデビュー前にはゴルフ練習場で極力空振りをしなくなることを目安に練習しておきましょう。
コースデビュー時のスコアの目安とは
ゴルフ初心者のコースデビュー時のスコアは「120~170打」が平均です。
実際、独自に行ったアンケート調査によれば、男性78名のうち55名の方が、初ラウンド時のスコアが120〜170打と回答しています。「覚えていない」と回答した方を含めるとさらに高い割合となるでしょう。
そのため、コースデビュー時は「150切り」程度をひとつの目標としてはいかがでしょうか。
一方で、コースデビュー時に120台もしくは120未満でラウンドができれば、かなり筋が良いと言えます。このまま100切りを目指しましょう。
ゴルフ初心者のスコアについては以下の記事で詳細に解説しています。ゴルフ歴半年や1年の平均スコアも紹介しているため「どのくらいのスコアを目標にしたらよいの?」と悩んでいる方は参考にしてください。
ラウンド前にゴルフの実践できる場所とは?
コースデビュー前に実践できる場所として、最近ではシミュレーションゴルフがあります。
シミュレーションゴルフとは、室内に設置されたスクリーンに向かってバンっとボールを打てる施設で、飛距離や打ち出しの方向までかなり正確に読み取れる機器を利用するため、ゴルフコースでのラウンド前に実力の目安が知れます。
多くのシミュレーションゴルフは市街地にあり夜間も営業しているため、郊外にある通常のゴルフ場と比較して通いやすいといったメリットがあります。
コースデビューが不安にならないのを払拭する方法
いくらか練習場で練習をしても、初めてのコースデビューに不安はつきものですよね。
そんな不安を払拭するための方法を紹介していきます。
経験者とコースデビュー
おすすめなのは、経験者と一緒にコースデビューすることです。
ゴルフのラウンドをスムーズに進行するためには、細かいルールやマナーなどを、ラウンドしながら経験者に教えてもらうのが一番です。初心者だけでラウンドすると、ルールやマナーがわからず、進行が止まってしまいます。
初心者は打数も多くなり必然的にラウンド時間が伸びてしまうため、出来ればスコアが90台以下でラウンドできる中級者以上の人とラウンドするのが理想です。
最初はみんな一緒だと思う認識する
ゴルフがどんなに上手い人でも、初ラウンドから良いスコアが出せたりマナーを守れていたわけではありません。
みんな多くの失敗をしてきてスコアが良くなりマナーやルールも身につけています。
初ラウンドのスコアは120〜170が一般的な目安ですが、コースデビューではスコアを気にせずにラウンドを楽しむ心掛けでいましょう。
コースデビューはボールが当たらないもの…?
ゴルフ練習場ではボールを打てるようになっても、いざゴルフ場で打つとスカッと空振りしてしまう可能性が高いです。
平坦なゴルフ練習場と違い、実際のコースには傾斜があったり、深いラフやバンカーがあったりと、簡単には打てない環境になっているからです。
特に初心者は緊張もあるため、100人中100人はコースデビューのときには空振りが出ると言えます。
ハーフやショートコースにしてみる
ゴルフ場にはいくつか種類があり、通常の18ホールのゴルフ場以外にも、ハーフ(9ホール)でラウンドできるコースやショートコースがあります。
ハーフであればフルのラウンドより料金も割安で疲労と時間の軽減ができますし、ショートコースの多くは難易度が低く、初心者がプレーしやすいコースとなっています。
まずはこういったコースでルールやマナーを確認しながらラウンドして、ラウンド自体に慣れるのがおすすめです。
スクールでラウンドレッスンを受ける
ゴルフスクールに通ってレッスンを受けるのも、不安解消に良い選択です。
どんなスポーツでも共通ですが、しっかりと技術と知識をもった人から指導を受けるのが、技術向上には重要です。
ゴルフ練習場やシミュレーションゴルフには専属のレッスンプロがおり、指導を受けることができます。
初心者でも一から教えてもらえるので、いち早く上達が可能です。
ゴルフを始めて1年未満の方に圧倒的支持を得ているゴルフスクールは下記の記事をご覧ください。
まとめ
この記事ではゴルフ初心者がコースデビューするまでの目安や期間、必要なものについて解説してきました。
コースデビュー前には、最低限ゴルフ練習場で空振りしないことを目安に練習し、基本ルールやマナーを覚えることが大切です。
経験者と一緒に一度コースデビューすれば、すぐにラウンドにも慣れていきます。
何よりもコースをラウンドするのは、ゴルフ練習場では味わえない楽しさや爽快感が味わうことができます。
必要な準備を終えたら気負いせずに、とにかくラウンドを楽しむ気持ちが大切です。
初心者の目標である100切り目指してどんどんラウンドしていきましょう!
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