【図解】ドライバーの打ち方の基本とは?スイングのコツをゴルフ初心者でもわかるように簡単に解説

【図解】ドライバーの打ち方の基本とは?スイングのコツをゴルフ初心者でもわかるように簡単に解説
ドライバーを使いこなし、ゴルフのスコアアップを目指すのなら、打ち方の基本の習得が重要です。

しかし…

  • 「独学だから基本の打ち方がわからない」
  • 「打ち方を身に付ける練習って何をすればいいの…」
  • など、疑問点は尽きませんよね。

    もちろん、個々に合ったスイングは大切ですが、打ち方の基本を知らないと発展した打ち方もできないため、まずは共通して重要となる打ち方のポイントを身に付けましょう。

    そこで今回は、ドライバーの打ち方の基本や、基本の打ち方を身に付ける練習ドリルなどを解説しているため、是非参考にしてください。

    ドライバーの"スイング前"の打ち方の基本とコツ

    ボールを真っすぐ飛ばす基本の打ち方を身に付けるには、スイング前の構え方が重要です。アドレスの基本が身に付いていれば、正しい打ち方がしやすくなり、曲がらないショットに繋がります。

    ここでは、ドライバーのアドレスやグリップなど、スイング前の打ち方の基本やコツを解説します。

    足幅などの立ち位置(スタンス幅)

    スタンス幅
    ドライバーのスタンス幅は「シューズ3.5足分程度」が基本です。7番アイアンの足幅が決まっている場合は「7番アイアン+1足分」といった形で決めても問題ありません。

    しかし、これはあくまで基本的な位置のため、ここから自分に合ったスタンス幅を見つけるのが大切です。基本の打ち方よりもスタンス幅が広いと「ワイドスタンス」、スタンス幅が狭いと「ナロースタンス」と呼んだりします。

    もちろんシューズ3.5足分がピッタリの打ち方のゴルファーもいますが、自分のスイングや求めているドライバーショットに合わせて打ち方を変えるのが重要です。

    「ワイドスタンス」「ナロースタンス」がおすすめの人とは?

    広めのスタンス幅を取る「ワイドスタンス」では、体重移動をしやすく、肩と腰の捻転差も作りやすくなります。その結果、飛距離が伸ばしやすくなるメリットに繋がります。その一方で、身体が大きく動きやすい打ち方となるため、安定感に欠ける点がデメリットです。

    一方で、スタンス幅が狭い「ナロースタンス」は、身体の動きが小さくなり、高い安定感を出せる点が魅力です。オーバースイングで悩んでいる人がナロースタンスに変えると、打ち方が改善される場合もあります。一方で、ワイドスタンスよりも飛距離は出にくい点が難点です。

    構え方と姿勢

    ドライバーの構え方の姿勢
    ゴルフの構え方(アドレス)では前傾姿勢が大切です。背中とシャフトが90度になるくらい前傾になるのがドライバーの打ち方の基本です。この時、肩・腰・膝が飛球線上と平行になると、打ち出し角やボールの軌道が真っすぐになります。

    重心は拇指球(ぼしきゅう)に置いて、4:6で右足重心を意識します。また、腰から上を少しだけ右側に傾けましょう。左肩の位置が少し高くなるイメージです。

    そして膝を軽く曲げて、リラックスした状態を作れれば、基本のドライバーのアドレスは完成です。

    森山プロ-笑顔
    背中が過度に反る、もしくは猫背にならないように注意しましょう。

    体とグリップの距離

    体とグリップの距離
    ドライバーの打ち方の基本となる体とグリップの距離は拳2個分程度です。90度程度の前傾を取って、リラックスして腕を真っすぐ降ろすと自然と拳2個分程度の距離が開きます。

    体とボールの位置が近すぎると、カット打ちの原因となり、スライス軌道のボールが出てしまいます。もしくは、無理に引っ張ってチーピンが出るケースもあります。

    反対にボールが遠すぎるとボールに効率良く力を使えられず、飛距離が落ちる要因となるため注意が必要です。

    ボールの高さと位置

    ボールの高さと位置
    ティーアップの基本の位置は、左足の親指の延長線上が目安です。また、ティーアップの基本の高さは、ドライバーの頭からボールが3分の1もしくは半分程度飛び出るくらいです。

    ドライバーの打ち方における基本の位置は上記の通りですが、ボールの位置やティーアップの高さは球筋に直接的な影響を及ぼすため、自身のフォームと打ちたいボールから微調整を行うのがおすすめです。

    スライスする人の調整方法

    仮に、基本のドライバーの打ち方をしているにも関わらずスライスで悩んでいる方は、ボールの位置を左に、ティーアップの高さを上げると改善に繋がります。

    打ち方を変えなくてもボールを左に置くと、フェイスターンの後半でインパクトできるため、ドロー系のボールに近付きやすくなります。

    また、同じ打ち方でも、ティーアップの高さを上げるとアッパーブローで打ちやすくなります。更に、過度な縦振りも改善されるため、高弾道で捕まったボールが打ちやすくなるのです。

    フックが出る人の調整方法

    反対に過度にフックが出る人は、ボールの位置を右に、ティーアップの高さを下げるとストレートに近付きます。

    同じ打ち方でもボールを右に置くと、過度にフェースが返る前にインパクトでき、フェード系のボールが出やすくなります。

    また、ティーアップを下げると、打ち方が縦振りぎみになり、過度なフックの防止となります。

    森山プロ-笑顔
    ティーアップを下げると弾道も低くなります。この理論を用いて、プロや上級者はあえて低いボールを打つ際にティーを下げます。一方で、ボールが上がらないで悩む初心者がティーを下げると更に上がらない原因になるため注意しましょう。

    クラブ(グリップ)の握り方

    クラブ(グリップ)の握り方
    ドライバーの打ち方の基本となるオーバーラッピングにおける、おすすめのグリップの握り方は「スクエアグリップ」もしくは「ストロンググリップ」です。

    スクエアグリップは、左手の親指がグリップの頂点よりも若干右にずれた位置で握るグリップ方法です。右手はその上に被せる形となります。これが一番オーソドックスな打ち方となる握り方です。

    また、ストロンググリップは、左手を被せて、甲が上を向くように握るグリップを指します。ドローボールが打ちやすくなり、過度なフェースターンも抑制される点がメリットです。

    一方で、フェースターンがしやすいウィークグリップもありますが、現在のドライバーは過度なフェースターンをしなくてもボールが飛ぶため、現在採用している人は多くありません。

    森山プロ-横顔
    女性や非力な方は「インターロッキング」や「テンフィンガーグリップ」もおすすめです。テンフィンガーグリップは女子プロの勝みなみ選手も採用しているのですよ。

    【簡単】ドライバーでボールをまっすぐ飛ばすスライスしない4つの方法

    上記では実際のスイングを始める前におけるドライバーの打ち方の基本を解説しましたが、スイング中も意識したい打ち方のポイントがいくつか存在します。

    特にアマチュアゴルファーはスライスしない打ち方を覚えるのが大切です。そこでここでは、初めてでも簡単にできるドライバーでボールを真っすぐ飛ばす方法を4つ解説します。

    1:トップ時の手首は「掌屈」を意識する

    トップ時の手首は掌屈
    テイクバックやトップ時の左の手首は「掌屈(しょうくつ)」の意識が大切です。掌屈とは、掌側に手首を折る動きで「バウドリスト」とも呼びます。

    掌屈させた手首の形は、ハンドファーストでの打ち方のインパクト時における手首の形です。それをトップ時に作っておくと、適切にフェースが閉じ、ボールが捕まりやすくなります。

    反対に、トップ時の手首が「背屈」であると、トップが高くなり右肘が開くため、スライスやプッシュが出やすくなります。インパクトで手首を返して調節している方もいますが、安定しないため推奨されません。

    森山プロ-横顔
    女子ゴルフで言うと、渋野日向子プロがバウドリストを顕著に出していると言えます。

    2:体の回転主導でスイングをする

    体の回転主導でスイング
    ゴルフ初心者に多い誤ったドライバーの打ち方が「手打ち」です。手打ちはアウトサイドインの軌道や、フェースが開いてのインパクトになりやすいため注意が必要です。また、スライスだけでなく、チーピンといったミスの原因ともなるため、早急な改善がおすすめです。

    手打ちが改善できる基本の打ち方として「体の回転主導でのフォーム」を身に付けるのが大切です。バックスイングで両肩を後方に回転し、そのまま体の回転方向を切り返してインパクトに向かいます。

    回転主導のフォームを身に付けるとボールの安定だけでなく、スイングスピードが上がり飛距離アップにも繋がります。

    森山プロ-笑顔
    頭の中でリズムを刻み、テンポよく打つことがドライバーの打ち方のコツです。

    3:前傾姿勢を変えない

    前傾姿勢を変えない
    アドレスからトップ、インパクトまで、打ち方の中では前傾姿勢を変えないのが重要です。

    トップ時やインパクト時に体が起き上がり、前傾姿勢が崩れると、フェースが開きやすくなり、スライスが出てしまいます。また、ボールもトップしやすく、飛距離も落ちるため改善を要します。

    特に、薄い当たりのスライスが出る人は体が起きている可能性が高いです。

    4:体の軸はインパクトまでキープする

    体の軸はインパクトまでキープ
    体の軸はインパクトまで保つのが打ち方の基本です。

    体の軸に動きがあると以下のようなミスが発生しやすいです。

  • バックスイング時に体が右に流れて(スウェーして)そのままインパクトを迎え、スライス
  • ダウンスイング時に体が左に流れ、フェースが開いてインパクト
  • 体の軸はインパクトまでキープ

    基本の打ち方として、肩と腰の回転で体重の移動を行う「体重移動」が重要ですが、体重移動の場合は軸が変わりません。体のスウェーは、体の回転が十分でない証拠ともなりますので、意識的な改善が大切です。

    初心者がスグ実践できる打ち方の練習ドリル3つ

    初心者が基本の打ち方を身に付けるには、練習場でのドリルの反復が有効です。

    ここでは、初心者がすぐに基本の打ち方を身に付けられる練習法を3つ解説します。

    両足を閉じてボールを打つ

    両足を閉じてボールを打つ
    ドライバーの基本の打ち方を身に付ける練習でおすすめなのが、両足を閉じてボールを打つ練習です。

    両足を閉じたフォームを繰り返すと、体の軸が安定し、軸がぶれない打ち方の感覚を習得できます。

    慣れたら少しずつ足の幅を広げて、軸がぶれない基本の打ち方を身に付けましょう。

    ハーフスイングで連続素振り

    ドライバーの打ち方の基本を身に付けるために、ハーフスイングでの連続素振りを行いましょう。

    ハーフスイングとは、フルスイングの半分程度の大きさでクラブを振る動きです。フォロースルーも半分程度まで振ったら、そのまま右方向に再度切り返して素振りを行います。

    ハーフスイングで連続素振りによって、インパクト付近の軌道の安定やボールを捕まえる動き、ヘッドが走る感覚を習得できます。

    この時、グリップエンドが常にお腹に向いているイメージを持つのが大切です。

    森山プロ
    最初はゆっくりでいいので、インパクトゾーンの行きと帰りで同じ場所を通るように打ちましょう。

    ドライバーを短く持って中腰でスイング

    ドライバーを短く持って中腰でスイング
    ドライバーを短く持って、下半身を落としてボールを打つ練習によってドライバーの基本が身に付きます。

    下半身を落とした中腰での打ち方によって、重心が下がりインパクトで膝が伸びなくなります。そのため、スイング中で身体が伸び上がってしまうミスの改善が可能です。

    森山プロ-笑顔
    具体的には拳1個分ほどグリップを短く持つと良いでしょう。

    【Q&A】ドライバーの打ち方でよくある5つの質問

    ドライバーの基本を身に付けるには、疑問点を残さないで練習を行うのが大切です。

    ここでは、ドライバーの打ち方の基本でよくある質問に回答します。

    Q1:ボールが上がらないときの打ち方の改善方法は?

    ボールが上がらない場合は、ボールの位置やティーアップの高さの見直しが大切です。

    ボールを上げるにはアッパー軌道で打つ必要があるため、ボールを左にティーアップを上げると改善が期待できます。

    参考:ドライバーでボールが上がらない原因と対策とは?

    他にも、ダウンスイング時に身体が左に突っ込むと、アッパー軌道でインパクトできないため、軸を残す意識を重要です。

    また、基本の打ち方ができているのにボールが上がらない場合は、ドライバー自体に問題がある可能性もあるため、基本のスペックを確認してみましょう。

    Q2:曲がらないドライバーの打ち方のコツはないですか?

    曲がらないドライバーの打ち方のコツは「基本の動きをシンプルに行う」です。

    打ち方を複雑にしてしまうと、調節がいる要素が多く、不調時の修正も大変となります。

    反対に、最低限の基本の動きをシンプルに行えれば、打球に影響を及ぼす要素は少なく、曲がり幅も少なくなります。不調時の修正も簡単となる点もポイントです。

    Q3:ドライバーとウッド・アイアンの打ち方の違いは何ですか?

    ドライバーとウッド、アイアンで大きく変わる点がクラブの長さです。クラブが長くなるほど、基本の打ち方は横振り気味になっていきます。

    しかし意識的に基本のスイングを変える必要はありません。クラブの長さに合わせて正しいアドレスが取れれば、クラブの長さを重さによって勝手に打ち方が変わるためです。

    そのためにも、全てのクラブで基本のアドレスを覚えるのが重要となります。

    Q4:スイング中の腕の振りや体の回転を身に付けれるおすすめの練習器具は何?

    基本の打ち方を身に付けられるおすすめの練習器具は「スイング矯正機」と「スイング矯正ベルト」です。

    スイング矯正機も目的に合わせた様々な商品がありますが、おすすめは「ダイヤスイング527」です。「カチッ」と音が鳴れば基本のスイングができているのを表し、自宅でも使用できる器具で、ドライバーのからアプローチまでこれ一本で練習ができるため大変おすすめです。

    また、スイング矯正ベルトを使うと腕が固定され、左腕や左脇、右脇などの余計な動きが防止できます。その結果、基本の腕の動きと、体の回転での打ち方を習得可能です。

    Q5:自分のスイングを撮影するおすすめの方法は?

    ドライバーの基本の打ち方ができているかの確認のためには、自分の打ち方の撮影がおすすめです。

    後ろから撮れるスタンドや三脚があれば理想ですが、iphoneやアンドロイドなどのスマホのカメラを練習場の椅子に立て掛ける形でも十分です。

    撮影アプリは何でも良いですが、画像のコマ送りや連続写真機能、スローモーション機能等があると、より自身の打ち方を分析しやすくなります。

    森山プロ-笑顔
    基本は後ろからの撮影ですが、場所に余裕があれば正面や横からなど、様々な位置から撮影するのがおすすめです。

    【プロゴルファー】ドライバーのスイング動画

    プロゴルファーのドライバーのスイング動画を参考に見るのもおすすめです。

    プロゴルファーを見本に打ち方を学ぶと、自分のドライバーの打ち方における修正点の発見にも繋がります。

    youtubeの動画をスローで再生すると、よりお手本にしやすくなります。

    男子プロのスイング動画とスローモーション

    【松山英樹プロ】


    2021年にマスターズを制覇した松山英樹プロのドライバーのスイングです。2021年のドライバーの平均飛距離は299.9ヤード、2020年は304.4ヤードと、かなりの飛ばし屋であると分かります。

    参考:https://www.pgatour.com/stats/stat.101.y2020.html

    【池田勇太プロ】


    ツアー計21勝、国内メジャー3勝を誇る池田勇太プロのドライバーのスイングです。2021年のドライバーの平均飛距離は294.8ヤードと平均を大きく上回る値を出しています。

    女子プロのスイング動画とスローモーション

    【古閑美保プロ】


    2008年には賞金女王にも輝いた古閑美保元プロのドライバーのスイングです。動画は現役引退後の最新の映像です。

    【イボミプロ】


    韓国出身で数々の輝かしい成績を残しているイボミプロのドライバーのスイングです。近年は苦戦していますが、返り咲きに期待です。

    森山プロ-笑顔
    アマチュアゴルファーはヘッドスピードの観点からレディースのプロゴルファーの打ち方が参考になるかもしれませんね。

    ドライバーに悩んだらゴルフレッスンがおすすめ

    ドライバーの打ち方に悩んだら、ゴルフレッスンの活用がおすすめです。

    独学は練習場のゴルフボール代やラウンド代、交通費、教材購入など意外とお金がかかります。

    また自己流の打ち方になり、泥沼にはまってしまって上達に時間がかかる傾向があります。

    ゴルフレッスンに通うとで、レッスンプロから客観的に自身の打ち方を修正してもらえます。そして基本のスイングを習得できるよう、練習方法やドリルの指導も受けられるため、ゴルフの上達に役立ちます。

    ゴルフレッスンは高いと敬遠される方がいますが、結果を見るとゴルフレッスンのほうが時間も値段も安くなります。

    初心者を100切りするのが得意なゴルフレッスンに行ってみたので、よければチェックしてくださいね。

    まとめ

    今回はドライバーの打ち方の基本や、ドライバーの練習方法などを解説しました。

    ドライバー長さがあるため、基本を押さえていないとスコアを崩す原因となります。反対に、ドライバーの打ち方の基本を習得していれば、セカンドショットはより簡単な状況で打て、スコアアップに大きく貢献します。

    当記事を参考に、ドライバーの基本を学び、正しい打ち方を習得してみてはいかがでしょうか。

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