ゴルフのシャンクの原因と対策とは?直し方やシャンクが止まらない理由。

ゴルフのシャンクの原因と対策とは?直し方やシャンクが止まらない理由。
ゴルフでシャンクが出てしまうと、ボールは大きく右に飛び、スコアがまとまらない原因となってしまいます。

実際、

  • 「ゴルフをどんなに練習してもシャンクが止まらない」
  • 「ゴルフのラウンド中にシャンクが出て、スコアが大崩れ」
  • ではゴルフも楽しくなくなってしまいますよね。

    シャンクは予兆なく急に出る場合が多いため、原因や対策を正しく理解し、すぐに改善できるように準備しておくのが重要です。

    そこで今回は、ゴルフのシャンクの原因と対策、ラウンド中に出た場合の応急処置などを解説しているため是非参考にしてください。

    シャンクとは?

    シャンクとは?
    ゴルフの「シャンク」とは、ボールをクラブのネック部分(クラブのヘッドの根元・シャフト側)で打ってしまうミスです。

    ネック部分がボールの左端に当たるため、大きく右に飛び出してしまい、飛距離も出なくなります。最悪の場合OBにもなってしまい、スコアを大きく崩す原因となるのです。

    ゴルフのシャンクは突発的に発生し、精神的なダメージも大きいです。「もう一度出たらどうしよう」といった不安からも後々のプレーに影響を及ぼすと言えるでしょう。

    森山プロ-横顔
    シャンクは「シャンク病」という言葉があるほど多くのゴルファーから恐れられています。プロゴルファーであっても出る場合があるため、初心者から上級者まで備えておく必要があるミスと言えます。

    シャンクが出る4つの原因

    それでは、ゴルフでシャンクが出る原因は何なのでしょうか。

    ゴルフでボールがネック部分に当たる原因を正しく知っておけば、急に発生しても落ち着いて対応が可能となるため、是非ご確認ください。

    森山プロ-笑顔
    ゴルフでシャンクが出始めたら原因の把握のために、後ろから動画の撮影を行うのがおすすめですよ。

    フェースが開いてインパクトしている

    フェースが開いたスイングはシャンクが出る原因となります。ゴルフのスイングでは、ダウンスイング時にフェースが開くとネック部分が前に出るため、クラブの根元にボールが当たりやすくなるのです。

    特にクラブが内側から外側に軌道を描く「インサイドアウト」のスイングによって、クラブが寝たままダウンスイングに入る場合に発生しやすいです。

    また、ウェッジを使う短いアプローチでも、フェースの開きがシャンクの原因となります。ボールを高く上げようといった意識から手元が浮いてしまい、クラブのネック部分でインパクトしてしまうのです。

    スイングの軌道が「アウトサイドイン」になっている

    ダウンスイング時にクラブが外側から内側に下りてくる「アウトサイドイン」のスイングも、ゴルフのシャンクの原因となります。

    過度なアウトサイドイン軌道のスイングは、クラブのネック側からボールに対して向かっていくためです。また、アウトサイドインで振ると右肩が前に突っ込みやすくなり、アドレス時よりもヘッドが前に出てしまう点もゴルフのシャンクの原因となります。

    過度なアウトサイドインのスイングはボールがネックに当たるだけでなく、スライスやダフリなどの原因ともなります。そのため、少しずつストレートもしくは「インサイドイン」に直せると、全体的なゴルフのパフォーマンスの向上に繋がるでしょう。

    森山プロ
    特にバンカーショットでシャンクが出る人はアウトサイドインになってないか確認が必要です。バンカーショットは砂を爆発させるために意図的にダフるため、力んだ手打ちになりやすく、シャンクの原因となります。

    前傾姿勢が崩れている

    ゴルフのスイング時に、アドレスの前傾姿勢が大きく崩れるとシャンクの原因となります。

    ゴルフのスイングのインパクト時に前傾が深くなってしまうと、ヘッドの通り道もそれだけ前になり、ネックに当たる原因となります。

    一方で、アドレスの前傾よりもインパクト時の前傾が浅くなる場合もシャンクの原因となります。前傾が浅くなると、打点を合わせるためにお尻とお腹が前に出て、ヘッドの通り道が前になる原因となるためです。

    森山プロ-笑顔
    基本的に前傾姿勢はクラブが長くなるほど深くなります。ショートアイアン>ロングアイアン≧ユーティリティ≧フェアウェイウッド≧ドライバーの順で前傾が強くなるイメージです。

    ボールの位置が適切でない

    ゴルフでシャンクが出る原因はボールの位置にある可能性もあります。

    まず、ボールの位置が近すぎる場合、アドレス時のグリップと身体の距離が過度に近くなります。しかし、そのままの距離感でのスイングは非常に窮屈であるため、ダウンスイング時はアドレス時よりもヘッドが遠くを通ってしまいます。その結果、クラブのネックにボールが当たり、右に飛び出す原因となるのです。

    一方で、ボールの位置が遠すぎる場合もシャンクの原因となります。ボールの位置が遠すぎると、ボールにヘッドを届かせるために身体が突っ込むか、過度なインサイドアウト軌道のスイングとなります。その結果、ゴルフのスイングは安定せず、突発的にシャンクが出る原因となるのです。

    シャンクを改善する4つの直し方

    「ゴルフの練習場でシャンクが止まらない」となったら、闇雲に練習を続けてはいけません。悪い癖が付いたスイングが定着してしまう恐れがあるためです。

    ゴルフでシャンクが出始めたら、原因を見つけ、改善に繋がる練習を取り入れる必要があります。そこでここでは、ゴルフでシャンクの原因が改善される直し方を4点解説します。

    1)前傾姿勢をキープしたスイングをする

    前傾姿勢の崩れがシャンクの原因となっている場合は、頭を壁に当ててゴルフの素振りを行うトレーニングがおすすめです。

    基本的に、スイング中に頭の位置が一定であれば前傾姿勢は大きく崩れません。そのため、壁に頭を当てて、頭の位置がぶれないスイングの感覚を身に付けましょう。

    また、ゴルフのアドレスでは腰を曲げるのではなく、股関節から前傾姿勢を取るのがポイントです。両股関節に手を当てながらお尻を突き出すように前傾を取れば、綺麗なアドレスが可能となります。

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    ゴルフのアドレスの重心がかかとにあると、スイング中に前傾姿勢が崩れる原因となります。足指の付け根付近で重心を感じるアドレスを意識しましょう。ゴルフのラウンド中に疲れが出たときこそ、正しいアドレスを意識するのがスコアメイクのポイントです。

    2)正しいボールの位置を覚える

    ゴルフのアドレス時にボールが近すぎる、もしくは遠すぎるのが原因でシャンクが出る人は、クラブごとのボールの位置の確認が必要です。

    ゴルフのグリップと身体の適切な距離の目安は、7番アイアンで拳1.5個分前後、ドライバーで拳2個分前後になります。この状態でソールしたヘッドの位置にボールを置くのが基本です。

    また、ゴルフではクラブが長くなるほどボールの位置は左になっていきます。7番アイアンではスタンスの中心からボール1個分程度左が目安で、ドライバーになると左脇の正面付近になります。

    通常のアイアンにも関わらずドライバーと同じ位置にボールを置いてしまうとシャンクの原因ともなるため注意が必要です。

    森山プロ
    正しいボールの位置を身に付ければ、ネック部分に当たる原因がなくなるだけでなく、ボールの軌道や飛距離アップにも繋がるため、是非見直してください。

    3)ティーの手前にボールを置いて練習する

    ゴルフでシャンクが出始めたら、ボールをティーのすぐ手前に置いて練習を続けましょう。この際に、ヘッドがティーに当たらないよう意識して打つのが重要です。

    ボールをティーの手前に置いてティーを打ってしまったら、シャンク気味である証拠となります。

    また、ボールをセットせずに、ヘッドがティーの手前を通るような素振りも効果的です。トゥがティーに当たらないスイングを連続でできたら、実際にボールを打つといった流れもおすすめです。

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    ティーの手前に置くのではなく、ボールを2つ並べて打つ練習でも同様の効果を得られますよ。

    4)ハーフショットを繰り返す

    上記では様々なゴルフのシャンクの原因を解説しましたが、それらの原因を一言で表すと「クラブの軌道が安定していない(正しい場所を通っていない)」です。

    そして、クラブの軌道を安定させるのにおすすめのゴルフの練習が「ハーフショット」です。ハーフショットとは、フルスイングの半分程度のスイング幅でボールを打つ練習です。

    ハーフショットの場合、身体の動く量が少ないため、スイング中の余計な動きを抑えられます。その結果、ヘッドが通る道が安定し、シャンクの減少に繋がります。

    ハーフショットでは身体の回転主導で肩から肩程度のスイング幅を意識して練習しましょう。慣れてきたら徐々にスイング幅を大きくし、安定して打てるトップの位置を見つけます。

    急なシャンクの対策の仕方

    シャンクの怖い所は、ゴルフのラウンド中に突然現れる点です。ゴルフのラウンド中に原因を解明し、スイングを変えるのは容易ではありません。

    そのため、原因を見つけるのは後にして、その場の対応を意識しましょう。

    ここでは、ゴルフのラウンド中にシャンクが出た際の対策の仕方を解説します。

    ハーフショットでラウンドする

    ゴルフのラウンド中に原因が分からないシャンクが出始めたら、ハーフショットでのラウンドに切り替えましょう。

    ハーフショットでゴルフのラウンドを行うと、的確にコンタクトができるため、シャンクの原因の顕在化を防げます。

    しかし、スイング幅が小さくなる分、飛距離の低下の原因ともなるため、1番手上げてラウンドを行う点がポイントです。

    グリップを短く持つ

    ゴルフのラウンド中にシャンクが出た際は、グリップを指数本分短く持つのもおすすめです。

    グリップを短く持つと、同じスイングをしてもヘッドが手前を通りやすいため、シャンクの原因を抑制できます。

    しかし、グリップを短く持つとヘッドスピードが落ち、飛距離が出ない原因ともなります。その際に力で飛ばそうと、クラブを手先で振らないのがポイントです。

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    シャンクが出ると、ボールを左に打とうとして右手を強く返す人がいます。しかしネックに当たるミスの改善に繋がらない場合も多く、スイングを崩す原因ともなるため注意が必要です。

    ゴルフのシャンクでよくある3つの質問

    ゴルフのシャンクの原因は多岐に渡り、シャンクが起きた時の被害も非常に大きいです。そのため、多くの人がシャンクに係る疑問を持ちます。

    そこでここでは、ゴルフのシャンクでよくある質問を3点お答えします。

    シャンクはゴルフ上達の手前って本当?

    中には「シャンクはゴルフの上達の手前」という方もいます。しかし実際は、シャンクの原因にもよります。

    例えば、極端なアウトサイドインが原因となるシャンクはゴルフを始めたばかりの初心者にありがちなミスです。

    一方で「アウトサイドインのスイングを改善しようと、極端なインサイドアウトを意識したらシャンクが出た」といった場合は、上達を試みた結果のミスと言えるでしょう。

    実際にシャンクが出ているというのは事実ですが、ゴルフは自分の頭で考えながらミスを繰り返して上達していくスポーツであるため、上達の過程であると捉えられます。

    シャンクはスライスの原因になるの?

    シャンクもスライスも「ボールが右に飛ぶ」といった点では同じです。しかし発生の原因は異なります。

    ゴルフのシャンクはボールがクラブのネックに当たるのが原因です。一方でスライスは、フェースが開いてのインパクト、もしくはカット軌道のスイングよって横回転が生じるのが原因となります。

    その点で見るとゴルフのシャンクとスライスの繋がりは薄いと言えます。

    しかし、極端なアウトサイドインのスイングや、フェースが開いてのインパクトなど、スライスが出やすいスイングは、シャンクも出やすいです。

    そのため、普段はスライサーの方が急にシャンクが出るようになるケースも多いです。

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    しかし普段フッカーの方でも急なシャンクが出るケースがあるため、必ずしも「スライスのスイング=シャンクが出る」とは言い切れません。

    シャンクが止まらない原因と対策を教えてください

    シャンクの絶対的な原因は「アドレス時のヘッドの位置よりもダウンスイング時に通るヘッドの位置が前である」です。しかしこのようになる原因は上述したように多岐に渡ります。

    上述した原因はシャンクだけでなく、スライスや飛距離ダウンといったデメリットにも繋がるため注意が必要です。

    基本的には、スイングの無駄を排除してシンプルなスイングにできれば自然とシャンクは収まります。そのため「自分のスイングの無駄はどこか」の理解が重要です。

    どうしても直らないといういう場合は、泥沼にはまる前に、ゴルフレッスンの体験レッスンを利用してみるとあっという間に解決する可能性が高いのでおすすめです。

    まとめ

    今回はゴルフでシャンクが出る原因や改善策などを解説しました。

    ゴルフの練習中にシャンクが出始めたら、早急な対応が大切です。シャンクが出たまま放っておくと、悪い癖がスイングに定着してしまう恐れがあるためです。

    また、ゴルフのラウンド中にシャンクが出ると、ボールが大きく右に飛び、スコアを崩す原因となります。そのため「ハーフスイング」「グリップを短く持つ」といった応急処置を身に付けておくのが大切です。

    シャンクはプロゴルファーであっても生じるミスです。シャンクが止まらなくなってしまうと、折角のゴルフも楽しくなくなるため、原因や対処法を身に付けておいて、もしもの時に備えましょう。

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